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Google Calendar: 大きなモニターでの見え方を情報密度の3つの選択肢で調整できるように

Google Calendarの情報密度の選択肢が更新され、Responsive to your screen・Comfortable・Compactの3つから選べます。大きなモニターでの予定の見え方を利用者が調整できます。

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大きなモニターにしたのにカレンダーが見づらい

「事務所のモニターを大きなものに買い替えたのに、Google Calendarの予定は小さいまま。まわりの余白ばかり広がって、かえって見づらい」

こうした声に関わるアップデートが公開されました。2026年7月29日、Googleはカレンダーのグリッドに対する情報密度(information density)の選択肢を更新したと発表しています。画面の大きさや好みに合わせて、予定の見え方を利用者が自分で選べます。

今回のアップデートとは

前提となる2026年3月の変更

情報密度という設定そのものは、はじめて登場したものではありません。2026年3月10日に発表された大きなモニター向けの改善で、Google Calendarは高解像度のモニターに合わせて自動でスケーリングするようになりました。あわせて、公式が Settings > Appearance > Information density と案内する設定から、その見え方を切り替えられるようになっています。

この3月の発表を知らないまま7月の発表だけを読むと、「新しい設定が増えたらしい」と受け取ってしまいがちです。実際には、すでにある設定の中身が見直されたと理解するほうが正確です。

選択肢が3種類として整理された

2026年7月29日の発表では、この設定で選べる中身が更新されました。公式も「利用できる選択肢は現在このようになっています」という書き方をしており、設定そのものの新設ではありません。選べる3種類は次のようになっています。

画面に合わせる(Responsive to your screen)

カレンダーが画面の大きさに応じて動的にスケーリングし、大きなモニターを埋めるように予定を拡大します。予定が読み取りやすくなる選択肢です。

標準(Comfortable)

画面サイズにかかわらず、従来どおりの間隔でレイアウトを保ちます。これまでと同じ見え方を続けたい場合はこちらを選びます。

コンパクト(Compact)

間隔を詰めた密度の高い表示になります。一度により多くの予定を見渡せる選択肢です。

設定を変更する場所

変更はWeb版のGoogle Calendarから行います。公式発表は、Web版Calendarの表示設定メニュー(Appearance settings menu)から密度の設定を変更するよう案内しています。

中小企業での活用シーン

大きなモニターに買い替えた直後

事務所のモニターを27インチクラスに入れ替えると、予定は小さいまま余白だけが広がって見えることがあります。「画面に合わせる」を選ぶと予定が画面幅に応じて拡大され、少し離れた位置からでも予定名を読み取れます。

予定が多いメンバーの一覧性

営業や現場の調整を担当するメンバーのように1日に多くの予定が入る場合、「コンパクト」を選ぶとスクロールせずに見渡せる予定の数が増えます。週表示で全体を把握したいときに向いています。

ノートパソコンと外部モニターの併用

社内では外部モニター、外出先ではノートパソコンという使い方もよくあります。「画面に合わせる」は画面の大きさに応じて表示が変わる設定のため、場所ごとに設定を変え直す手間を減らせます。

対象エディションとロールアウト

対象は、すべてのGoogle Workspaceのお客様、Workspace Individualの契約者、および個人のGoogleアカウントの利用者です。特定のエディションに限定された機能ではありません。

ロールアウトのスケジュールは次のとおりです。

  • Rapid Releaseドメイン: 2026年7月29日から段階的に展開
  • Scheduled Releaseドメイン: 2026年8月10日から段階的に展開

どちらの区分でも、公式発表は機能の表示までに15日を超える可能性がある展開(Extended rollout)と案内しています。通常のアップデートより時間のかかる場合もあるため、設定が見当たらなくてもしばらく待ってみてください。

注意点

管理者向けの設定は存在しません

公式発表では、この機能に管理者向けの制御はないと明記されています。管理コンソールで有効化や無効化を行う操作はなく、利用者それぞれが自分の設定として選ぶ形になります。全社で表示をそろえたい場合でも、設定の統一を管理側から強制する手段はありません。

設定が増えたのではなく選択肢が更新された

くり返しになりますが、この設定は2026年3月から使えるようになっており、今回はその中身が更新されたものです。「新しい設定が追加された」と受け取って設定画面を探し回ると、かえって見つけにくくなります。すでにある表示設定の中を確認してください。

モバイルアプリについては記載がない

公式発表が触れているのは、Web版Calendarの表示設定メニューだけです。モバイルアプリでどう扱われるかは、公式発表に記載がありません。スマートフォンで同じ設定が見つからない場合も、現時点では公式情報から可否を判断できません。

日本語のUI表記は確認しておきたい

公式発表は3つの選択肢を英語で示しています。日本語のGoogle Calendarでどのラベルになるかは環境や時期によって変わる可能性があるため、本記事では英語表記を併記しました。設定画面で迷ったときは、英語名を手がかりにしてください。

まとめ

  • Google Calendarの情報密度で選べる中身が更新され、3種類から選べるようになった
  • 「画面に合わせる」(Responsive to your screen)は大きなモニターに合わせて予定を拡大する
  • 「標準」(Comfortable)は画面サイズによらず従来どおりのレイアウトを保つ
  • 「コンパクト」(Compact)は間隔を詰めて一度に多くの予定を表示する
  • 変更はWeb版Calendarの表示設定メニュー(Appearance settings menu)から行う
  • 管理者向けの設定はなく、利用者ごとの個人設定として切り替える
  • Rapid Releaseは2026年7月29日から、Scheduled Releaseは2026年8月10日から展開

大きなモニターを導入したのにカレンダーが見づらい、という相談は現場でよく聞きます。管理者への依頼も不要なので、機能が届いているアカウントならその日から試せます。


参考リンク:

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本記事はKz classによる解説であり、Google公式の見解ではありません。

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