Google Workspace週次アップデートまとめ(2026年6月26日)
2026年6月26日週のGoogle Workspaceアップデート9件を解説。iOS SafariのMeet参加やGroupsのセキュリティ分類厳格化など要点をまとめました。
今週のアップデート概要
2026年6月26日週のGoogle Workspace Updatesブログで発表されたアップデートをまとめてお届けします。
今週は9件のアップデートがありました。iOS SafariからMeetへ直接参加できるようになったほか、Google Groupsのセキュリティ分類が厳格化。教育系では、ClassroomのGeminiタブがモバイル対応し、読み書き支援のRead Alongが全教育ユーザーに無料開放されました。
既存の詳細解説記事がある4件(Sheets数式エラー診断・管理者パスワードリセットアラート・Apps Scriptコアサービス化・インクリメンタルエクスポート)はポイントのみまとめ、詳細記事へリンクしています。
1. Google Sheets:Geminiが数式エラーを1クリックで診断・修正
GeminiがSheetsの関数エラーを分析し、原因の説明と修正済みの数式を提示する機能が追加されました。ワンクリックでエラーの特定から修正まで完結します。
詳細は Google Sheets: Geminiが関数エラーを1クリックで診断・修正してくれるようになった をご覧ください。
2. 管理者パスワードリセットアラートが全管理者ロールに拡大
Alert Centerのパスワードリセット通知対象が、スーパー管理者だけでなくすべての管理者ロールに拡大されました。全エディション対象でデフォルト有効です。
詳細は Google Workspace: 管理者のパスワードリセット通知が全管理者ロールに拡大 をご覧ください。
3. iOSのSafariからGoogle Meetに直接参加可能に
これまでiOSユーザーはGmailやMeetアプリなしではモバイルでの会議参加ができませんでしたが、Safari経由でMeetへ直接参加できるようになりました。
Googleアカウントを持たない外部ユーザーでも名前を入力するだけで参加リクエストが可能です。管理者設定は不要で全ユーザーに自動適用されます。
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対象: 全Google Workspaceプラン・個人Googleアカウント
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展開: 2026年6月23日から段階的展開(完了まで最大15日)
4. Google Apps Scriptが正式なコアサービスに移行
Google Apps ScriptがGoogle Workspaceの公式コアサービスに昇格しました。エンタープライズグレードのデータ保護・管理者コントロール・標準テクニカルサポートが付与されます。
詳細は Google Apps Scriptが正式なコアサービスに、データ保護と管理者コントロールが標準化 をご覧ください。
5. Google Meetハードウェア:ルームコード接続(アーリープレビュー)
個人デバイスから5文字のルームコードを入力して会議室ハードウェアに接続できる機能が、アーリープレビューで利用可能になりました。
通話前画面に表示される「Connect with room code」ボタンをタップし、ハードウェア画面に表示されたコードを入力するだけです。ルームコードは数分ごとに更新されるため、セキュリティ上も安全です。なお、物理的にハードウェア画面をタップして存在確認が必要な設計になっています。
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対象: Google Meetハードウェアデバイスを所有する全Workspaceプラン
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展開: Rapid Releaseトラック上のアーリープレビュー登録デバイス向けに展開中(2026年6月30日完了予定)
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前提: アーリープレビューの有効化が必要
6. Google ClassroomのGeminiタブがモバイルアプリに対応
ClassroomのGeminiタブがAndroidおよびiOSのアプリでも利用可能になりました。教育者向けにクイズ生成・プロジェクト案ブレインストーミング・フック作成などのAI支援機能が手元のスマートフォンから使えるようになります。
Canvasツールへは3つの新しいプロンプトも追加されました。「プレゼンテーション作成」「インタラクティブアクティビティ作成」「ファイルをGoogle Slidesに変換」です。インフォグラフィックやコミックストリップ、コンセプト図などのビジュアルリソース生成が可能になっています。
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対象エディション: Education Fundamentals / Standard / Plus
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管理者設定: Admin ConsoleでGemini in Classroomへのアクセスを制御可能。利用対象は認証済み教師(18歳以上)のみ
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展開: 2026年6月24日より利用可能(Rapid / Scheduled Release両対応)
7. Google Groupsのセキュリティ分類が厳格化
データセキュリティとプライバシー強化のため、Google Groupsの分類基準が見直されました。主な変更点は以下の4つです。
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分類の厳格化:「内部」と「外部」の定義がより明確に
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視覚的インジケーター: 外部メンバーが含まれるグループに表示が追加
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メール表示の改善: グループ内でのメール表示方式が更新
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外部ユーザー追加の制御強化: 管理者のみ、または管理者とエンドユーザーの両方が追加できる設定の選択が可能に
既存グループは現在のメンバーシップに基づいて自動再分類されます。管理者はAdmin ConsoleまたはGroups Settings APIで分類を調整できます。エンドユーザー側の作業は不要です。
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対象: 全Google Workspaceプラン
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展開: 2026年6月24日から段階的展開(2026年7月1日完了予定)
8. Read Along in Google Classroom:全教育ユーザーに無料開放
AI搭載の読み書き支援ツール「Read Along」が、全Google Workspace for Educationユーザーに無料で提供開始されました。
学生の音読を個別にサポートする機能で、英語・スペイン語・ポルトガル語・アラビア語など8言語に対応。数百冊の書籍やHeggerty教材、ReadWorksの記事なども収録しています。Geminiとの統合により、教育者が学生の習熟度に合わせた読書活動を自動作成できます。
なお本機能はWorkspace for Education向けのため、中小企業を対象とした本ブランドの主読者には直接関係しない機能です。教育機関向けの運用を検討されている方は参考にしていただけます。
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対象エディション: Education Fundamentals / Standard / Plus・Nonprofits(高度な分析機能はEducation PlusとTeaching and Learning add-on限定)
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管理者設定: 2024年7月7日以降の契約はデフォルト有効。それ以前の契約は管理コンソールで手動有効化が必要
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展開: 2026年7月3日までに段階的完了
9. Google Workspaceのインクリメンタルエクスポートでバックアップが効率化
Gmail・Drive・ChatのデータをGoogle Cloud Storageへエクスポートする際、変更分のみを取得するインクリメンタル方式が利用可能になりました。完全バックアップと差分バックアップを組み合わせることで処理時間とストレージコストを削減できます。
詳細は Gmailなどのバックアップがインクリメンタルエクスポートに対応:GCSへの定期保存が効率化 をご覧ください。
今週のポイント
今週は「モバイル・アクセスの拡張」と「セキュリティ分類の厳格化」が2大テーマです。
iOSのSafari対応により、Meetへのゲスト参加のハードルが下がりました。アプリインストール不要でSafariから直接参加できるのは、社外の取引先や一時的な参加者を招待する場面で特に有効です。
Google Groupsの分類厳格化は、データ管理の観点で注目度が高い変更です。既存グループが自動再分類されるため、管理者は展開完了後にグループの分類状況を確認し、意図しない分類変更がないかレビューすることをお勧めします。
Meetハードウェアのルームコードはまだアーリープレビューですが、会議室との接続体験が大きく変わる可能性を秘めた機能です。導入済みの組織はアーリープレビューへの参加を検討してみてください。
まとめ
管理者の方へ: Google Groupsの分類厳格化は自動適用されます。展開完了(7月1日予定)後、Admin Consoleでグループ分類を確認してください。Apps Scriptコアサービス移行については別途詳細記事をご参照いただけます。
ユーザーの方へ: iOSユーザーはSafariからMeetへ直接参加できるようになりました。Sheetsで数式エラーが出た際はGeminiによるワンクリック診断をお試しください。
来週も最新情報をお届けします。
参考リンク
出典: Google Workspace Updates 公式発表
本記事はKz classによる解説であり、Google公式の見解ではありません。