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Google Docs: Geminiが図やインフォグラフィックを生成し、あとから言葉で編集できるように

Google Docsで、Geminiがダイアグラムやインフォグラフィックを生成できるようになりました。生成後も「アスペクト比を16:9に」のような言葉で手直しできます。2024年11月からの画像生成との違い、対象エディション、Web版限定という条件を整理します。

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生成したビジュアルを言葉で直せるように

「図は入れたけれど、比率だけ変えたい。でも作り直しになる」

資料づくりでこう感じる場面は少なくありません。Google DocsでGeminiに画像を作らせる機能そのものは、2024年11月から提供されています。ただし当時できたのは生成までで、入れたあとの調整は作り直しが基本でした。

2026年7月のアップデートで、この先が変わりました。作れるものにダイアグラムやインフォグラフィックが加わり、いったん入れたビジュアルを言葉の指示で直せるようになりました。

今回のアップデートとは

2024年からの画像生成との違い

Google Docsでの画像生成は2024年11月に始まっており、「挿入」から画像やカバー画像を生成し、スタイルや縦横比を選べました。今回加わったのは、ダイアグラムやインフォグラフィックという表現の幅と、生成後のビジュアルを言葉で直せる編集、そして画面下部のバーやGeminiサイドパネルという呼び出し口です。

画面下部のバーかサイドパネルから呼び出す

公式発表は呼び出し方を次のように説明しています。

You can access these capabilities from the bottom bar or the Gemini side panel in Google Docs.

画面下部のバー、またはGeminiサイドパネルのどちらからでも使えます。文書の編集中に別のタブへ移る必要はありません。

画像だけでなくダイアグラムやインフォグラフィックも作れる

生成できるのは写真風の画像だけではありません。手順や関係性を示すダイアグラム、数字を並べたインフォグラフィックも対象です。「ここに流れの図を追加して」のように自然な言葉で頼めます。

生成したあとも言葉で手直しできる

作ったビジュアルは、追加の指示を出して調整できます。公式が挙げている例は「アスペクト比を16:9に変えて」という指示です。プロンプトを書き直してゼロから作り直すのではなく、いま入っている図をそのまま直せます。

中小企業での活用シーン

社内マニュアルの手順図

作業手順を文章だけで書いた社内マニュアルは、読み手が全体像をつかみにくくなりがちです。文章のあとに手順の流れ図を1枚足せば、初見の担当者でも道筋が見えます。手順が変わったときも、言葉で指示して図を直せます。

提案書やレポートの関係図

取引先向けの提案書で、関係者の役割分担や導入の段取りを示したい場面があります。作図ツールを開かずに、書いている流れのまま図を用意できます。

いったん入れた図の微調整

社内レビューで「この図は横長にしてほしい」と言われる場面があります。入っているビジュアルに向けて「アスペクト比を16:9に変えて」と頼めば、その場で直せます。作り直して貼り替える往復が減ります。

対象エディションとロールアウト

この機能は対象エディションが限られています。公式発表が挙げているのは次のとおりです。

  • Business Standard、Business Plus
  • Enterprise Standard、Enterprise Plus
  • Education Plus
  • Google AI ProおよびGoogle AI Ultra(個人向け)
  • Google AI Pro for Educationアドオン
  • Teaching and Learningアドオン

直近のGoogle Workspaceアップデートでは全エディション対象の機能が続いていましたが、今回は上記の契約が前提です。自社のプランが対象に入っているかを先に確かめてください。

ロールアウトのスケジュールは次のとおりです。

  • Rapid Releaseドメイン: 2026年7月28日から段階的に展開(表示まで最大15日間)
  • Scheduled Releaseドメイン: 2026年7月28日から段階的に展開(表示まで最大15日間)

Rapid ReleaseとScheduled Releaseで開始日が分かれておらず、どちらも同じ日付から展開されます。

注意点

現時点ではWeb版のみ

公式発表は対象を次のように限定しています。

This feature is currently supported on the web only.

つまりパソコンのブラウザで開くWeb版のGoogle Docsが対象で、AndroidやiOSのモバイルアプリは含まれていません。モバイルアプリで見当たらない場合も、設定の不備とは限りません。

管理者側の前提はGeminiの有効化

管理者側の条件について、公式発表は次のように書いています。

These features are available by default if Gemini for Workspace in Drive is enabled.

Google Docsの機能でありながら、条件はGemini for Workspace in Driveが有効になっているかどうか、という書き方になっています。この条件を満たしていれば既定で使える状態になり、この機能だけを個別にオンにする操作はありません。逆に、Gemini側が無効なままだと利用者の画面には出てきません。

利用者側はスマート機能を有効にしておく

利用者側にも条件があります。

You must have Workspace smart features enabled to use these features.

Google Workspaceのスマート機能(smart features)が有効になっている必要があります。個人の設定でスマート機能を切っている場合は、そちらを見直してください。

Google SlidesやGoogle Vidsの画像生成とは別の発表

Google Workspaceには、2025年11月にNano Banana Proという画像生成モデルが入っています。こちらはGoogle SlidesやGoogle Vids、Geminiアプリ、NotebookLMが対象で、今回の発表とは対象アプリが異なります。今回のアップデートはGoogle Docsのなかでビジュアルを生成・編集できるようになった、という話です。

表示は順次広がる

段階的な展開のため、公開直後は環境によって呼び出し口が見当たらない場合もあります。上記のロールアウト期間を目安に、順次表示されるのを待ってください。

まとめ

  • Google Docsでの画像生成は2024年11月からあり、今回はダイアグラムとインフォグラフィックが加わった
  • 生成したビジュアルを「アスペクト比を16:9に変えて」のような言葉で直せるようになった
  • 呼び出し口は画面下部のバー、またはGeminiサイドパネルの2つ
  • 対象はBusiness Standard以上やEducation Plus、Google AI Pro/Ultraなどに限られる
  • 管理者側はGeminiの有効化、利用者側はスマート機能の有効化が前提
  • 現時点ではWeb版のみで、2026年7月28日から最大15日間かけて順次展開

図を差し替えるための往復が減るぶん、マニュアルや提案書の手直しを軽くできるアップデートです。まずは自社のプランが対象かどうかを確かめるところから始めてください。


参考リンク:

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本記事はKz classによる解説であり、Google公式の見解ではありません。

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