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Google Meetハードウェアから「メモを作成」を直接操作できる新機能

Google Workspaceアップデート6分で読めます

Google Meetハードウェアのタッチコントローラーから「メモを作成」を開始・停止・一時停止・再開できるようになります。Companion mode用端末が不要になる変更点、対象プラン、展開日程とライセンス条件を解説します。

会議室のタッチパネルを囲んでいるのに、AIメモを止めるためだけに誰かがノートPCを開く。機密性の高い話へ移る直前ほど、このひと手間は気になります。

Googleは2026年8月31日から、Google Meetハードウェアのタッチコントローラーで「メモを作成」を直接操作できる機能を順次展開します。会議室にいる参加者が、手元のコントローラーだけでAIメモの開始や一時停止を判断できる変更です。

Google Meetハードウェアで何を操作できるのか

今回加わるのは、対象となる会議で「メモを作成(Take notes for me)」を開始・停止・一時停止・再開する操作です。「メモを作成」そのものが新設されるわけではなく、会議室のタッチコントローラーに操作場所が増えます。

画面には専用バッジが表示され、機能の状態を確認できます。バッジから有効・無効を確かめ、オフレコにしたい会話へ入る前に一時停止。記録を再開したいところで、もう一度ボタンを押す流れです。

この操作のためだけに、ノートPCからCompanion modeで会議へ参加する必要はなくなります。ただし、Companion modeが廃止されるわけではありません。今回の発表が対象にしているのは、タッチコントローラーからのAIメモ操作です。

タッチパネル自体のボタン配置や新しい画面については、Google Meetハードウェアのタッチコントローラー新UIで詳しく整理しています。

管理者と利用者が確認すること

管理者が確認するのは、組織で「メモを作成」が有効になっているかどうかです。今回の更新によって新しい管理設定が追加されたり、無効だった機能が自動で有効になったりするわけではありません。

利用者は会議中、タッチコントローラーに表示される「メモを作成」アイコンをタップして開始または停止します。このコントロールは、同機能を利用できる会議だけに表示されます。すべてのMeet会議で常に見えるボタンではない点に注意が必要です。

自動開始のオン・オフや会議中の記録停止については、「メモを作成」のユーザーコントロールで解説しています。参加人数による自動起動条件は、3名以上限定オプションの記事を参照してください。

今回の変更は、これらの設定や共有範囲を変えるものではありません。

対象プランとライセンス

対象となるプランは次のとおりです。

  • Business Standard
  • Business Plus
  • Enterprise Standard
  • Enterprise Plus
  • Google AI Plus
  • Google AI Pro
  • Google AI Ultra
  • Frontline Plus
  • Google AI Pro for Education

「メモを作成」の対象プランとは別に、Google Meetハードウェアにはライセンスが必要です。WorkspaceやGoogle AIの対象プランだけを契約しても、会議室ハードウェアの利用条件を満たすわけではありません。

公式発表には例外も記載されています。「メモを作成」を含まないライセンスでMeetハードウェアを使う人でも、同機能を利用できる会議へ参加するとコントロールの表示対象になる場合もあります。利用可否は、利用者の契約と参加する会議の状態の両方に左右されます。

展開スケジュール

展開は端末とドメインのレーンで開始日が異なります。

  • Early Preview対象端末は、2026年8月31日から段階的に展開されます。機能が表示されるまで最大15日です
  • Rapid ReleaseとScheduled Releaseのドメインは、2026年9月8日から段階的に展開されます。こちらも表示まで最大15日です

記事公開日の2026年8月26日時点では、まだ展開前です。開始日を迎えても一斉には切り替わりません。そのため、同じ組織内でも端末ごとに表示時期のずれる可能性があります。

会議室でどう運用すればよいのか

会議の冒頭で、誰がAIメモを開始し、機密性の高い話へ移るときに誰が止めるのかを決めておくと運用しやすくなります。ノートPCの参加者に操作を頼む必要がなくなる分、会議室側で判断する人を明確にすることが大切です。

総務やIT担当者は、展開前に「専用バッジの状態を確認する」「オフレコの会話前に一時停止する」という2点を会議室の利用者へ伝えておくとよいでしょう。新しい道具を増やす話ではなく、既存のタッチパネルで操作場所が増える変更なので、周知内容も短くできます。

ただし、一時停止は過去のメモを削除する操作ではありません。公式発表は、一時停止中の会話が生成済みメモへどう反映されるかまでは説明していません。記録してはいけない情報を扱う会議では、機能の表示だけに頼らず、組織の会議ルールも確認してください。

まとめ

Google Meetハードウェアのタッチコントローラーから、「メモを作成」の開始・停止・一時停止・再開を直接扱えるようになります。専用バッジで状態を確認できるため、会議室にいる参加者がノートPCを開かずにAIメモを管理できます。

Early Preview対象端末は2026年8月31日、Rapid ReleaseとScheduled Releaseのドメインは9月8日から展開開始です。対象プランに加えてMeetハードウェアのライセンスが必要なので、管理者は組織設定、端末の契約、会議側の利用可否を分けて確認してください。

参考リンク


出典: Google Workspace Updates 公式発表

本記事はKz classによる解説であり、Google公式の見解ではありません。

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