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Google DocsでGemini Notebookを参照ソースに指定

Google Workspaceアップデート6分で読めます

Google DocsでGemini Notebookを「@」で参照し、Geminiの出力をノートブックの情報源に基づかせてインライン引用を得られる機能を解説します。有効化条件と対象エディションも紹介します。

調べた内容をDocsに書き写す往復、まだ手でやっていませんか

Gemini Notebookに調査結果をまとめてあっても、文書を作る段になるとGoogle Docsとノートブックの往復が始まります。

タブを切り替えて内容を確認し、コピーして、貼って、また戻る。

ソースが増えるほど、この往復に取られる時間は増えます。

2026年9月23日、GoogleはGemini NotebookをGoogle Docsのコンテキストソースとして使える機能を発表しました。

Docsの画面を離れずにノートブックを参照し、Geminiの出力をそのソースに基づかせられます。

何が変わったのか

「@」でノートブックを呼び出せる

この機能は、Google DocsでGeminiに指示を出すとき、既存のGemini Notebookを情報源として指定できるものです。

使い方はシンプルです。Google Docsのサイドパネル、または画面下部のバーで「@」を入力すると、既存のノートブックを参照できます。

プロジェクトの提案書でも技術系のホワイトペーパーでも、書いている場所から出ずにノートブックを呼び出せます。

出力がノートブックのソースに基づく

ノートブックを指定すると、Geminiはその出力をノートブック内のソースに基づかせます。いわゆるグラウンディングです。

あわせてインライン引用も付くため、どのソースから引いた内容かを文書を書く流れの中で確認できます。

公式発表が説明しているのはここまでです。

ノートブックの内容がDocsへ自動で書き込まれる、要約が自動で挿入される、という挙動の記載はありません。参照とインライン引用の提供が、この機能の範囲です。

使うための条件は2つ

管理者側:Gemini for Workspace in Drive

組織でGemini for Workspace in Driveが有効になっていれば、追加の設定なしで既定で使えます。

アクセス管理の詳細は、後述の管理者向けヘルプで確認できます。

利用者側:Workspace smart features

使う側はWorkspace smart featuresが有効になっている必要があります。

管理者がDrive側の設定を済ませていても、利用者個人のsmart featuresがオフならこの機能は出てきません。

両方の条件が揃ってはじめて使える点は、社内案内を作るときに分けて書いておきたいところです。

対象エディションとロールアウト

対象エディションは次の通りです。

  • Business Standard、Business Plus

  • Enterprise Standard、Enterprise Plus

  • Education Plus

  • 個人向け: Google AI Pro、Google AI Ultra

  • Educationアドオン: Google AI Pro for Education、Teaching and Learning

  • その他アドオン: AI Expanded Access

無償のGoogleアカウントや、ここにないプランは対象外です。

ロールアウトはRapid Releaseドメイン、Scheduled Releaseドメインとも即時利用可能です。段階的展開の案内はなく、発表時点で機能が出ているはずです。

似た機能との違い

「参照資料をGeminiに認識させる」という意味で似た機能が2つあるので、分けて整理します。

Docs内リンクの自動検出とは別機能

Google DocsでGeminiが参照資料を自動認識してくれる機能 とは別の仕組みです。あの機能は、文書内に貼ったリンクをGeminiが検出して情報源にするものでした。

あちらはリンクの自動検出、こちらは「@」によるノートブックの明示参照。対象のソースと操作方法が異なります。

Geminiアプリでのノートブック参照とも別

NotebookLMをGeminiアプリのソースとして使える 機能とも別です。あの機能は、Geminiアプリのチャット側でノートブックをソースにするものでした。今回の対象はGoogle Docs側です。

つまり同じノートブックを、チャットの中だけでなく文書を書く場所からも引き出せる形です。

注意点

引用の出どころは自分でも確認する

インライン引用は検証を助ける仕組みですが、引用元の記述と生成文の解釈がずれることはあり得ます。

社外に出す文書では、引用先を一度自分で開いて確かめる習慣は残しておくほうが安心です。

画面の表示は実物で確認を

「@」を入れたあとの候補の出方や引用の見え方など、日本語UIでの細かい表示は公式発表からは読み取れません。

社内の手順書に落とす場合は、対象プランの環境で実物を確認してからにしてください。

ノートブックの中身が品質を決める

Geminiが参照できるのは、ノートブックに入っているソースだけです。古い資料や質の低いソースが混ざっていれば、出力もそれに引っ張られます。

Docsから参照する前提で、ノートブック側のソースを整理しておくと効果が変わります。

まとめ

  • Google Docsのサイドパネルまたは下部バーで「@」を入力し、既存のGemini Notebookを情報源に指定できる

  • Geminiの出力はノートブックのソースに基づき、インライン引用が付く

  • 管理者側はGemini for Workspace in Drive、利用者側はWorkspace smart featuresの有効化が必要

  • 対象はBusiness Standard/Plus、Enterprise Standard/Plus、Education Plus、Google AI Pro/Ultra、Educationアドオン、AI Expanded Access

  • Rapid Release/Scheduled Releaseとも即時利用可能

ノートブックに調査をためている組織なら、Docsで「@」を打つだけでその蓄積を引き出せます。

まず対象プランかどうかと、smart featuresの状態を確認してみてください。


参考リンク:

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出典: Google Workspace Updates 公式発表


本記事はKz classによる解説であり、Google公式の見解ではありません。

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