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Google Meetの在室者数カウントがLogitech製ハードウェアに対応

Google Workspaceアップデート7分で読めます

Google Meetの在室者数カウントがLogitechのGen 2会議室ハードウェアに対応。管理コンソールで利用状況を確認でき、既定はオフのため管理者が有効化します。

会議室、実際にはどれくらい使われていますか

予約表では埋まっているのに、開けてみると誰もいない会議室。10人収容の部屋を2人の打ち合わせが占領している。会議室の管理や増床・移転の判断を任されている立場だと、「実際にどれだけ使われているのか」の実態が見えにくいことは地味に厄介な問題です。

2026年9月23日、Googleはこの実態を数値で把握する在室者数カウント(occupancy counting)が、Logitech製の会議室ハードウェアで利用可能になったと発表しました。

何が変わったか

Google Meetの在室者数カウントが、AndroidベースのLogitech Gen 2会議室ハードウェア(Rally Board 65以降)で利用できるようになりました。

在室者数カウントは、会議室が実際にどれだけ使われているかを測定する機能です。得られた利用状況のデータは、不動産や会議室設計の最適化に役立てられます。「稼働率の高い部屋はどれか」「予約だけ入って実際は使われていない部屋はどれか」といった問いに、勘ではなくデータで答えられるようになります。

この機能自体は、ChromeOSベースのデバイスで先に提供されていました。今回の対応で、同じ能力がAndroidベースのLogitech Gen 2ハードウェアにも届きます。新しい機能の新設ではなく、既存機能の対応範囲が広がった変更です。

対象ハードウェア

対象は、AndroidベースのLogitech Gen 2会議室ハードウェアです。具体的には、Logitech Rally Board 65以降のGen 2 AOSPハードウェアが該当します。

Logitech Gen 1ハードウェアにも、CollabOS 2.2のアップデートで在室者数カウントが提供されます。CollabOS 2.2は2026年10月6日に展開が始まり、10月16日までに完了する見込みです。Googleは当初Gen 1を後日の対応としていましたが、2026年10月6日付けの追記でこの対応を案内しました。自社の会議室デバイスがGen 1かGen 2かは、機種の世代を確認しておくと案内しやすくなります。

在室データの確認方法

管理者は、Google管理コンソールで在室データを確認できます。データはスプレッドシートとしてダウンロードでき、会議室ごとの利用傾向を集計・分析する材料に使えます。

画面の細部や具体的な操作手順は公式の管理者向けヘルプを参照するのが確実です。末尾の参考リンクに、在室者検出を有効にする手順と、会議室・デバイスの利用状況を追跡するヘルプを載せています。

プライバシー面の扱い

「部屋にいる人の情報が記録されるのか」は、導入前に必ず聞かれる点です。在室者数カウントは、個人を特定できる情報(PII)を収集・保存しません。記録されるのは、その部屋に何人いたかという人数のデータです。

人数の検出処理は、デバイス上でローカルに行われます。ローカル処理のため、ハードウェアベンダーによってはカウント中もカメラのLEDインジケーターが消灯したままになる場合があると公式発表は説明しています。LEDが消えていてもカウントが動作している可能性がある点は、社内で案内する際に触れておくと誤解を防げます。

管理者の設定(既定はオフ)

この機能は既定でオフです。利用するには、管理者が管理コンソールで明示的に有効化します。

有効化は、次の単位で設定できます。

  • ドメイン単位
  • 組織部門(OU)単位
  • グループ単位

エンドユーザー向けの設定は存在しません。使うかどうかは管理者側の判断だけで決まります。特定の会議室や拠点だけで先に試す、といった進め方も取りやすい構成です。

提供スケジュールと対象

ロールアウトは、Rapid Releaseドメイン・Scheduled Releaseドメインともに2026年9月28日開始の段階的展開です。発表時点で即時に全環境へ届くわけではなく、機能が可視化されるまで15日を超える可能性があります。

対象は、Google MeetをLogitech Gen 2 AOSPハードウェア(Rally Board 65以降)で利用している、すべてのGoogle Workspaceのお客様です。エディションの種類ではなく、対応する会議室ハードウェアを使っているかどうかが分かれ目になります。

Meetハードウェア系の改善の流れ

今回の対応は、Google Meetの会議室ハードウェアを強化していく一連の改善の一部です。同じ流れの最近のアップデートとして、次の記事があります。

在室者数カウントも同じ方向の改善で、ChromeOSで提供済みだった能力がAndroidベースのサードパーティ製ハードウェアへ広がった形です。

注意点

  • 対象はLogitechのハードウェアに限られ、他ベンダーのハードウェアでは現時点で利用できません。Gen 1はCollabOS 2.2の展開が完了する見込みの10月16日まで、使えない場合があります
  • 既定はオフのため、管理者が有効化しない限りデータは集まりません。気づかないうちに集計されていた、ということはありません
  • ロールアウトは2026年9月28日開始の段階的展開です。公開時点では、まだ管理コンソールに項目が見えていない環境もあり得ます
  • LEDが消灯していてもカウントが動いている場合があります。プライバシーを気にする利用者への案内には、この点を含めておくと安心です
  • 在室データに個人を特定できる情報は含まれません。誰がいたかではなく、何人いたかのデータです

まとめ

  • Google Meetの在室者数カウントが、AndroidベースのLogitech Gen 2会議室ハードウェア(Rally Board 65以降)で利用可能になった
  • ChromeOSデバイスで提供済みの機能と同じ能力で、Gen 1もCollabOS 2.2で対応され、2026年10月6日に展開が始まり10月16日までに完了する見込み
  • 在室データは管理コンソールで確認でき、スプレッドシートとしてダウンロードできる
  • PIIは収集・保存されず、検出はデバイス上でローカルに処理される。ベンダーによってはカウント中もカメラLEDが消灯のままになる場合がある
  • 既定はオフで、ドメイン・OU・グループ単位で管理者が有効化する。エンドユーザー向けの設定はない
  • Rapid Release・Scheduled Releaseともに2026年9月28日開始の段階的展開で、可視化まで15日を超える可能性がある

会議室の実際の利用状況を数値で把握したい組織にとって、待ち望まれていた類の機能です。Logitech Gen 2ハードウェアを使っているなら、まず対象のOUかグループだけで有効化し、データの見え方を確認するところから始めるのが無難です。

出典: Google Workspace Updates 公式発表


参考リンク:


本記事はKz classによる解説であり、Google公式の見解ではありません。

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