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Google Chatで書きかけのメッセージが自動保存されるようになりました

Google Workspaceアップデート5分で読めます

Google Chatで未送信のメッセージが下書きとして自動保存され、端末をまたいで続きから書けるようになりました。できること、下書きの開き方、保存期間30日、予約送信との違い、対象と提供状況、注意点を解説します。

PCで書きかけた返信を、うっかりブラウザのタブごと閉じてしまった。外出先でスマートフォンから書き直そうとしたら、何を書いていたか思い出せない。Google Chatを日常的に使っていると、こうした「書きかけのメッセージが消える」場面は誰にでも起こり得ます。

Googleは2026年9月8日、Google Chatで未送信のメッセージが下書きとして自動保存されるようになったと発表しました。

今回の変更点

Google Chatでは、送信していないメッセージが下書きとして自動保存され、Chatを閉じたり端末を再起動したりしても続きから書けるようになりました。

これまで入力中のメッセージは、画面を閉じると失われるのが基本でした。今回の変更で、送信前の文章が下書きとして残るようになります。

さらに、下書きは端末間で同期されます。オフィスのPCで書き始めた返信を、移動中のスマートフォンで開いて書き終え、そのまま送信するといった使い方ができます。

下書きの確認方法

下書きは会話ごとに保持されます。書きかけのメッセージがある会話を開けば、その会話の入力欄に下書きが残っています。

左パネルの「下書き」ショートカットからも開けます。どの会話に下書きがあるかをまとめて確認したいときはこちらが便利です。

なお、以前の記事では「下書き」ショートカットを予約送信メッセージの入口として紹介していました。今回の変更で、同じ場所に未送信の下書きも並ぶようになります。

保存期間と設定の有無

下書きの保存期間は最長30日で、管理者設定や利用者側の設定はありません。

送信せずに残した下書きは、30日を過ぎると残りません。長期間のメモ置き場としては使えない点に注意してください。

設定項目そのものが用意されていないため、管理者が組織ごとに有効化する手順も、利用者が個別に機能を止める手順もありません。対象の組織では展開が届き次第、自動的に使える状態になります。

予約送信との違い

似た言葉が並ぶので、ここで切り分けておきます。

予約送信は、送信日時を指定してメッセージを自動送信する機能です。一方の下書き自動保存は、送信せず書きかけの状態を残す機能です。「決まった時刻に自動で届くもの」と「自分があとで送るもの」とでは役割が異なります。

予約送信の使い方は、Google Chatでメッセージの予約送信ができるようになりましたの記事で解説しています。

対象と提供状況

対象は、すべてのGoogle Workspace顧客、Workspace Individual、個人のGoogleアカウントです。

提供状況はウェブとモバイルで開始時期が異なります。

  • ウェブ(Rapid Releaseドメイン): 2026年9月8日開始、2026年9月15日完了見込み
  • ウェブ(Scheduled Releaseドメイン): 2026年9月22日開始
  • Android/iOS(両ドメイン共通): 2026年9月28日開始

いずれも最大15日かけた段階的な展開です。

注意点

使い始める前に、次の4点を押さえておくと安心です。

  • Android/iOSでの表示は2026年9月28日から順次始まります。公開直後にスマートフォンで試しても、まだ表示されない場合があります
  • 下書きの保持は最長30日です。送る予定の文章は期限内に送信するか、別の場所に控えておきましょう
  • 段階的展開のため、同じ組織内でも表示のタイミングが人によって前後します
  • 保存されるのは送信前の状態です。送信ボタンを押すまでは、相手には届きません

使い方の例

中小企業の現場で役立ちそうな場面を2つ挙げます。

外出先から返信を仕上げる

営業先への移動前に、PCで顧客への返信を書き始めたものの途中で時間切れになった場面。これまでは送信するか諦めるかの2択でしたが、下書きとして残れば、移動中にスマートフォンから続きを書いて送信できます。

割り込み対応のあとで続きから書く

取引先への長めの連絡を書いている最中に、別の問い合わせ対応に呼ばれた場面。戻ってきたとき入力欄が空だと書き直しになりますが、下書きが残っていれば翌日でも続きから書けます。

ちなみに、書き終えたメッセージを別の会話へ共有したい場合は、メッセージの転送機能も役立ちます。

まとめ

Google Chatの下書き自動保存により、書きかけのメッセージが会話ごとに保持され、端末をまたいで続きから書けるようになりました。保存期間は最長30日で、管理者や利用者が操作する設定項目はありません。

展開はウェブのRapid Releaseドメインが2026年9月8日から、Scheduled Releaseドメインが2026年9月22日からで、モバイルは9月28日から始まります。まだ表示されていない場合は、展開が届くのを待つ形になります。

「書きかけが消えた」を減らせる、地味ながら日常の効率に効く変更です。

参考リンク

出典: Google Workspace Updates 公式発表


本記事はKz classによる解説であり、Google公式の見解ではありません。

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