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Google Meetの待機室機能で会議の入室を管理

📖 3分で読めます

Google Meetに待機室機能が追加。会議のホストが参加者の入室タイミングをコントロールできるようになりました。面接、保護者面談、理事会などで便利です。

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待機室機能が追加された

Google Meetに待機室機能が来ました。

会議のホストや共同ホストが、参加者を入室させる前に一時的に待機させられます。「この人が出てから次の人を入れたい」とか「まだ準備中だからちょっと待ってて」というときに便利です。

面接、保護者面談、理事会など、参加者を順番に入室させたい場面で使えます。

こんなときに便利

面接

前の候補者の面接が終わってから、次の候補者を入室させたい。面接官同士で事前に打ち合わせしてから候補者を入れたい。そんなときに待機室が役立ちます。

「まもなく開始します」とアナウンスを送ることもできるので、候補者も安心して待てます。

保護者面談・クライアントミーティング

前の面談内容を他の人に聞かれたくない。当然ですよね。待機室を使えば、前の面談が終わってから次の方を入室させられます。

理事会

議題によって参加者が変わることがあります。財務報告のときは財務担当のみ、人事案件のときは人事部長のみ、という感じで参加者を調整できます。

ウェビナー

開始時刻まで参加者に待機してもらって、時間になったら一斉に入室。これで参加者全員が同じタイミングで始められます。

何ができるか

入室を承認または拒否

待機室にいる人のリストを見て、入室させるかどうかを選べます。

待機室にアナウンスを送信

「まもなく開始します」「少しお待ちください」など、一方向のメッセージを送れます。

参加者を待機室に戻す

会議中の参加者を、一時的に待機室に戻すこともできます。「この話は〇〇さん抜きで」というときに使えます。

設定方法

管理者

デフォルトではオフになっています。管理コンソールで有効化できます。

  1. 管理コンソールにログイン
  2. 「アプリ」→「Google Workspace」→「Google Meet」
  3. 「待機室」の設定を変更

会議のホスト

Googleカレンダーで会議を作成・編集するときに、待機室を有効にできます。

  1. カレンダーで予定を作成または編集
  2. 「Google Meetを追加」
  3. 会議の設定で「待機室を有効にする」をオン
  4. 保存

対象プラン

  • Business Standard / Plus
  • Enterprise Standard / Plus
  • Enterprise Essentials / Plus
  • Education Plus、Teaching and Learning アドオン
  • Workspace Individual

ロールアウト

2025年10月23日から段階的にロールアウト。Rapid Release、Scheduled Release両方が対象です。機能が表示されるまで最大15日かかる場合があります。


参考リンク: