Geminiアプリでプレゼン資料を作る方法
GeminiアプリのCanvas機能でプレゼンが作れます。テキストを入力するか、ファイルをアップロードするだけ。デザインも画像も自動で設定されて、そのままGoogle Slidesにエクスポートできます。
Geminiアプリでプレゼン資料を作る方法
どんな機能?
GeminiアプリにCanvasを使ったプレゼン作成機能が追加されました。
「プレゼン資料を作って」と入力するか、ファイルをアップロードするだけで、スライドが自動で生成されます。テーマや画像も勝手に設定されるので、あとはGoogle Slidesで微調整するだけです。
こんな悩みありません?
プレゼン資料作りって、けっこう大変ですよね。
- 資料作成に時間がかかって、肝心の中身を考える時間がない
- デザインセンスがなくて、なんかダサい…
- 長い報告書をプレゼン用にまとめ直すのが面倒
Geminiのプレゼン生成機能を使えば、このあたりの悩みがかなり解消されます。
できること
テキストから生成
シンプルに指示するだけでOKです。
例えば:
- 「新製品発表会のプレゼンを作って」
- 「SDGsに関する教育用スライドを作成」
- 「四半期業績レポートのプレゼン」
Geminiがスライド構成を考えて、内容とビジュアルを配置してくれます。
ドキュメントから生成
既存の文書をアップロードすれば、その内容からプレゼンを作れます。
対応ファイル:
- Word文書
- テキストファイル
長い報告書や研究論文を、見やすいスライドに変換できるのは助かりますね。
Google Slidesにエクスポート
作ったプレゼンは、直接Google Slidesに送れます。エクスポート後は普通にSlidesとして編集できるので、細かい調整も問題なし。
スライドの追加・削除、アニメーションの追加、チームメンバーとの共同編集…普段のGoogle Slidesと同じように使えます。
使い方
手順は簡単です。
- gemini.google.com を開く
- ツールバーから「Canvas」を選ぶ
- 「プレゼンを作成して」と入力(またはファイルをアップロード)
- 生成されたスライドを確認
- Google Slidesにエクスポート
これだけ。
プロンプトの書き方
具体的に指示するほど、いい結果が出ます。
営業資料の場合:
営業概要書をもとに、新規顧客向けのピッチデッキを作成。
会社概要、製品の特徴、導入事例、料金プランを含めて。
授業スライドの場合:
光合成に関する教育用プレゼンを作成。
中学生向けで、図やイラストを多く使った視覚的な説明を入れて。
研究発表の場合:
この研究論文(PDFアップロード)をもとに、
学会発表用の15分間プレゼンを作成。
活用シーン
営業・マーケティング
提案資料やピッチデッキを短時間で作れます。営業概要をアップロードして初回ピッチデッキを作ったり、製品仕様書から顧客向けプレゼンを生成したり。
複数の提案資料を準備するときに、かなり時短になります。
教育
授業用スライドの準備が楽になります。教科書の内容から授業スライドを生成したり、単元の復習用スライドを作ったり。
準備時間を減らせる分、授業の内容を考えることに集中できますね。
学生・研究者
発表資料の準備が早くなります。ノートや論文からプレゼンを生成して、あとは微調整するだけ。
学会発表のスライド作りに時間を取られすぎなくて済みます。
非営利団体
活動報告や助成金申請のプレゼン作成に便利です。限られたリソースで質の高い報告資料を作れます。
対象プラン
使えるプランは以下の通りです。
Google Workspace:
- Business Starter / Standard / Plus
- Enterprise Starter / Standard / Plus
- Essentials / Enterprise Essentials / Enterprise Essentials Plus
- Education Fundamentals / Standard / Plus
- Nonprofits
個人向け:
- Google AI Pro / Ultra
- Google AI Pro for Education
プラットフォーム:
- Gemini ウェブ版
- モバイルウェブ版
- Androidアプリ / iOSアプリ(近日対応)
設定
管理者・ユーザーともに特別な設定は不要です。対象プランなら、GeminiアプリのCanvas機能からすぐ使えます。
詳しくはGemini Apps ヘルプを見てください。
まとめ
Geminiのプレゼン生成機能を使うと:
- プレゼン作成の時間を大幅カット
- デザインやテーマは自動で設定
- Google Slidesで細かく編集も可能
プレゼン資料を作るのに時間がかかりすぎて困っている人は、試してみる価値ありです。
参考リンク: